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「世宗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

世宗の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
生れ、嘉永六年十一月十五日に五十二歳で歿した。抽斎より長ずること三年であった。四世宗十郎の子、脱疽のために脚を截った三世|田之助の父である。 劇を好む抽斎はま....
名人地獄」より 著者:国枝史郎
これは聞き物だ」 「まず身分を考えるがいい」 「うん、身分か、能役者よ」 「観世宗家の一族ではないか」 「ああまずそういったところだな」 「観世宗家と来た日に....
「特殊部落」と云う名称について」より 著者:喜田貞吉
朝鮮に存する。朝鮮にはもと才人・禾尺などと云って、一種の賤まれた人民があったが、世宗王の時彼らの区別を廃し、これを普通民と同じくする為に、これを「白丁」と呼ばし....
特殊部落ということについて」より 著者:喜田貞吉
らぬ次第となってしまった。 これを李朝朝鮮の実例についてみるに、朝鮮においては世宗王の時に当って、我が旧エタにも比すべき才人と号した。これはあたかも我において....