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両為
「両為〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
両為の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
「三吉も最早東京へ帰るそうなが、わざわざ是方へ廻るには及ばん、直に帰れ、その方が
両為だ」こんなことが書いてあった。 「
両為とは、老人も書いてくれた」 こう達雄....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
滅多にはありゃしません――ところで、洋妾ときた日にゃ資本《もとで》いらずで、双方
両為めの、いま言った通り年分《ねんぶ》……」 「もうわかりましたよ、金さん」 ....