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両眼鏡
「両眼鏡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
両眼鏡の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
ようなの? そうそう、あれはやっぱり利根の流れだ。ああもう先はかすんで見えない。
両眼鏡を持って来るところだったねエ、浪さん。しかし霞がかけて、先がはっきりしない....
「山の人生」より 著者:柳田国男
通るのを打留めたが、たちまちそのあとから背丈一|丈にも余るかと思う老女の、髪赤く
両眼鏡のごとくなる者が、その鹿を追うてきたのを見て動顛したと、寺石氏の『土佐風俗....