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「両義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

両義の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
しまいの文句は欧州語に難訳で、祈祷を始めようと金を入れた嚢《ふくろ》を開こうとの両義を兼ね表わしいると。レーンの『近世の埃及《エジプト》人』十八章には著者カイロ....
哲学入門」より 著者:三木清
。アリストテレスは矛盾律の定式において、それ自身としてそれ自身において限定され、両義性を排する、物における不可分の点に達しようとしたのであって、物におけるかよう....
省察」より 著者:デカルトルネ
ということは帰結しない、というのである。しかし私は答える、この場合、観念なる語に両義性が伏在すると。すなわち、それは一方質料的に、悟性の作用の意味に解せられるこ....
挙国一致体制と国民生活」より 著者:戸坂潤
のでないことは云うまでもない。その意味で之は狭義国防のものと云うべきだ。ただこの両義の国防観念の対立相剋は、現内閣によって封じられて了っているので、国内対立の相....