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並び称
「並び称〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
並び称の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中消息」より 著者:大杉栄
して、『謀反人の言葉』は現実の社会を批評したるものとして、ともにクロの名著として
並び称せらるるものだ。 クロはいわゆる「科学的」社会主義の祖述者のごとくに、こ....
「早稲田神楽坂」より 著者:加能作次郎
通りにある竹中一軒位のものだ。以前古本専門で、原書類が多いので神田の堅木屋などと
並び称せられていた武田芳進堂は、その後次第に様子が変って今ではすっかり新本屋にな....
「仇討姉妹笠」より 著者:国枝史郎
日としてお前のことを、思い出さなかったことはなかったのに! ……高麗郡の高麗家と
並び称され、関東での旧家と尊ばれている、荏原郡の荏原屋敷の娘が、猿廻しにおちぶれ....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
か?」 「へい左様でございます。……赤尾村の林蔵親分か、高萩村の猪之松親分かと、
並び称され居ります大親分で」 「それにしても木曽の馬大尽が、武州の博徒などと親し....
「二人町奴」より 著者:国枝史郎
た刀身が、春陽をはねて白々と光り、殺気漂うばかりである。 旗本奴と町奴、それと
並び称された浪人組、衣裳も美々しく派手を極め、骨柄いずれも立派である。その数合わ....
「瀞」より 著者:佐藤垢石
天龍の鮎は上等の質とはいえないけれど、形の大きいのと力の強いのでは、飛騨の宮川と
並び称されるであろう。 七 娘がいうに、兄さんばかり釣りに伴って私ばかり....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
なるのです。中国の有名な学者|兪曲園(清朝の末葉に「南兪北張」といわれ、張之洞と
並び称せられた人)の書いた随筆に、『顔面問答』というのがあります。それは「口」と....
「正宗谷崎両氏の批評に答う」より 著者:永井荷風
いて言いたい事がある。世人は元禄の軟文学を論ずる時|必《かならず》西鶴と近松とを
並び称しているようであるが、わたくしの見る処では、近松は西鶴に比すれば遥に偉大な....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
置きたいものと思うことは無用でもあるまい。 利休が旺《さか》んな時代に、これも
並び称された無量居士という隠士は死の直前に於て、それまでに書いた自分の筆蹟類をす....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うやく発展して西洋織物生糸貿易にまで手を延ばし、ついに三井、三野村、井善、大六と
並び称せらるるほどの豪商となり、文久三年、伊藤俊輔、井上聞多、井上勝、山尾庸三ら....
「二つの文学論」より 著者:平林初之輔
浩氏が編訳した「世界文学と無産階級」という書物で、いま一つは、イギリスでショーと
並び称せられた特色ある批評家チェスタトンの「探偵小説擁護論」(『新青年』所載)で....
「三国志」より 著者:吉川英治
文、汝南の徳枢、呉郡の休穆、また公紀、烏亭の孔休など。 かの水鏡先生が、孔明と
並び称して――伏龍、鳳雛といった――その鳳雛とは、襄陽の※統も見えている。 そ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
えがあります」と知らせてくれた。 阿須那は古くから伯耆の大山市や豊後の浜の市と
並び称された牛馬の市で、そこの賀茂神社には、いけずきを繋いだカヤの木もあり、旧長....