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中之島公園
「中之島公園〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中之島公園の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
った。 しかし、ただ一つ帰ってから闇の女を買うことを覚えた。 ある夜、大阪の
中之島公園で拾った娘に、北山は恋心めいた情熱を感じた。ところが、無理をして二三度....
「わが町」より 著者:織田作之助
した東京弁で言った。 「はあ、おおけに」 「どこが良いかな」 「……?……」 「
中之島公園が良いだろう。
中之島公園で渡してあげます。来られますか」 次郎はちょ....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
ってしまいました。それくらいよくものの判った人格者であります。 それからM君は
中之島公園のベンチへ腰かけて、もっと自分の趣味と自力でやれる公明正大な商売はない....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
的な都市風景としては、私は大正橋や野田附近の工場地帯も面白く思うが、中央電信局|
中之島公園一帯は先ず優秀だといっていい。なおこれからも、大建築が増加すればするだ....
「アド・バルーン」より 著者:織田作之助
を降りて、煙草を買うと、もう無一文。しかし、かえってサバサバした気持で大阪駅から
中之島公園まで歩きました。公園の中へはいり、川の岸に腰を下して煙草を吸いました。....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
探していると、一枚の紙片が出て来た。 それには鉛筆の走り書きで―― 「今夜十時
中之島公園、図書館の前で待つ」 隼 ....
「わが町」より 著者:織田作之助
そら、もう……。」 と、君枝は足を拭きながら、ぺろッと舌を出し、明日の夕方は、
中之島公園で次郎に会うのだ。次郎は写真に凝っていて、今夜じゅうにあのマラソン競争....