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中台
「中台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中台の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
くなった。 「大昔、この川の優勢だったことは、あの本郷|駒込台とこちらの上野|谷
中台との間はこの川の作った谷合いだと申します。調べると両丘にはその川の断谷層がい....
「空襲警報」より 著者:海野十三
いてニコニコしながら座敷へはいってきた。入れちがいに旗男は、湯殿の方に立った。途
中台所をとおると、大きな西瓜が、俎の上にのっていた。旗男はのどから手が出そうだっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の屋根の瓦が少しおかしいと思われました。といって階段《きぎはし》にも、締りにも、
中台にも、異常があるのではございませんが、南波止場《みなみはとば》のところの猪牙....
「死者の書」より 著者:折口信夫
、ええではないか。官位はこうぶり。昔ながらの氏は氏――。なあ、そう思わぬか。紫徴
中台の、兵部省のと、位づけるのは、うき世の事だわ。家に居る時だけは、やはり神代以....
「望郷」より 著者:服部之総
でも記憶されている札幌農学校初代校長クラーク博士も(北大構内にある彼の胸像は戦時
中台座から追放されていた)、北海道鉱業のための基礎調査を完成した当年の世界的地質....