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中天竺
「中天竺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中天竺の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
。 『根本説一切有部毘奈耶』にいわく、昔北方の販馬商客《うまうり》五百馬を駆って
中天竺へ往く途上、一の牝馬が智馬の種を姙《はら》んだ。その日より他馬皆鳴かぬから....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
きつれて、お釈迦様の御前で、琵琶の妙音曲を巌窟尊者にお授けになりました。その頃、
中天竺に阿育大王《あいくだいおう》とおっしゃる王様がございまして、そのお世継《よ....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
へ早河、此は後也。前に西より東へ波木井河の中に一つの滝あり、身延河と名づけたり。
中天竺の鷲峰を此処に移せるか。はた又漢土の天台山の来れるかと覚ゆ。此の四山四河の....