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「中奉書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中奉書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
で早い方が宜い、早いがよろしい、妙だ、先刻菓子を包もうと糊入を買おうと思ったら、中奉書を出したから買っといたが、こゝに五枚残って居る、妙だ、硯箱がある、早速書き....
空家」より 著者:宮崎湖処子
書の手本、台所の曲《ゆが》める窓より剥《は》ぎ来たれる、三行書《みくだりが》きの中奉書は卯《う》の年の七夕《たなばた》、粘墨《ねばずみ》に固まりて反《そ》れたる....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
お出になるのでしょう。 或時宮内省からのお使が、女官のお手紙を持って来ました。中奉書の二つ折に美しい散らし書で、なかなか読めません。 ちか/″\くれのおめでた....