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「中尾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中尾の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
雪の山路に悩みながら進み、江北木の本辺に着陣した。勝家も直に、軍二万を率いて、内中尾山に着いた。北軍の尖兵は長浜辺まで潜行して、処々に放火した。本陣は内中尾山に....
舗道」より 著者:宮本百合子
かったが、ミサ子はこの講習会の雰囲気がいかにも親しめた。 講習がはじまるとき、中尾という黒い服を着た独身者らしい中年の講師が、 「この中で英語や何か、外国語を....
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
、川端久五郎、上原貢、戸川槌太郎、小山筧、中江正義、粟生弘、沢木重武、斎田惟成、中尾庸吉、石橋勇三郎、上村又次郎、斉村霞栖、大賀小次郎、吉本董三、白木半次郎、大....
谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
蒲田谷に下り、右俣に入りて、蒲田温泉に一泊。 二十四日 蒲田より白水谷を渉り、中尾を経て、割谷に沿い、焼岳(硫黄山)の新旧噴火口を探りて、再び上高地温泉に一泊....
程よい人」より 著者:豊島与志雄
たかは、私には分らないが、間もなく私の方へも打ち返してきた。 会社からの帰途、中尾が私を追っかけて来て、顔馴染みの酒場へ誘った。そして焼酎を飲みながら、探りを....
男ぎらい」より 著者:豊島与志雄
に引っぱたきました。 「どうした。あんまり騒ぐんじゃねえよ。」 和服を着流しの中尾さんです。井上さんと奥で密談をして、帰りかけたところです。時々、物資の取引き....
無法者」より 著者:豊島与志雄
かしらと、噂をしまして、木村さんがお好きらしいとか、土屋さんがお好きらしいとか、中尾さんがお好きらしいとか、いろいろ意見がわかれましたそうですのよ。」 女中た....
悲願に就て」より 著者:坂口安吾
いない。たとえばゴーゴリの「外套」のように。併しこの作品はあまりに概念的である。中尾課長はただの課長の最も世俗的な概念であるし、そのうえ横山属の立場からしか課長....
痀女抄録」より 著者:矢田津世子
ている。龍子は気の毒がりながらも、結局、それを重宝がった。 この家へ、時折り、中尾通章という四十年配の男が訪ねて来る。生憎、龍子が稽古をつけているような時は、....
墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
…少し左へ寄って、戸石川というところが……」 なるほど、出ている、出ている、内中尾という側に、戸石川というところが……。 「それを私は、道を間違えて、その辺で....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
一年十一月十一日条)の続きに、いわゆる五ヶ所唱門の名がみえている。 五ヶ所人夫事中尾分 五郎 兵衛太郎 兵衛次郎 三郎四郎 以上四人公事定 三郎次郎 彦三郎 ....