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「中挿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中挿の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
足迹」より 著者:徳田秋声
人は寝ていて気にしはじめた。白牡丹で買ったばかりの古渡りの珊瑚の根掛けや、堆朱の中挿しを、いつかけるような体になられることやらと、そんなことまで心細そうに言い出....
革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
うとどこか世話でいて、やや婀娜めく。 内端に、品よく、高尚と云おう。 前挿、中挿、鼈甲の照りの美しい、華奢な姿に重そうなその櫛笄に対しても、のん気に婀娜だな....