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「中村仲蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中村仲蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
誰も知るごとく、この劇の見せ場は二幕目の深川富吉町新三宅の場で、菊五郎の新三と中村仲蔵の家主長兵衛が大好評を博したのである。作としても黙阿弥の作中で屈指の傑作....
我が円朝研究」より 著者:正岡容
扱った物語の挿話でも同じく「五人男」中の此村大吉を登場させこの大吉の姿をモデルに中村仲蔵が例の五段目の定九郎をおもいついた一齣を挟んでいるからである。今日、圓馬....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
は、なんだか心持が悪くて思うような芝居が出来ないというのであろうが、書きおろしの中村仲蔵はそんな贅沢な註文をしないでも、立派に勝家の役を仕負わせて大好評であった....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
○十二月、千歳座にて菊五郎はチャリネの曲馬を演じて好評。 ○十二月十日、三代目中村仲蔵死す、七十八歳。近代の名人と呼ばれて、生涯の当り役甚だ多く、なかんずく「....