中村吉右衛門[語句情報] »
中村吉右衛門
「中村吉右衛門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中村吉右衛門の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
妹を細君にして、横浜で外国商館の番頭と通弁をかねていた。この人は坂東しうか(今の
中村吉右衛門のお父さん歌六の弟のしうかではない、もう一代前の有名な役者)と、品川....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
のところへ、お客さまなんか、来るわけはないわ」 「でも、そうおっしゃいました……
中村吉右衛門とおっしゃる方です……」 「
中村吉右衛門?……コケシちゃん、あなた、....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
蛇の目の雨傘が暫く流行す。 ○五月、浅草座にて子供芝居を興行。俳優は沢村小伝次、
中村吉右衛門にて、意外の大入りを占む。その以来、各種の子供芝居一座続出し、子供芝....
「雷門以北」より 著者:久保田万太郎
花君、「重箱」の大谷平次郎君たちがいる。わたしよりあとの時代には、松平里子夫人、
中村吉右衛門夫人、富士田音蔵夫人なんぞがいる――勿論、この外にもいろんな人がいる....