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中村宗十郎
「中村宗十郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中村宗十郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
初興行を若宮で催したのが縁となって、名古屋の女優界に一つの機運を産み出した上に、
中村宗十郎の妻となって、彼を一代の名優に仕立てたのは、その内助か、内教かの功多き....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
か坂東彦三郎とかは、あちらこちらと助けに来て、これは特待の中軸になっていた。なお
中村宗十郎とか、大谷友右衛門とか中村翫雀とか、東京へ来ては同姓名のあるのを避けた....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
内船場の大檀那の生ませた子ということになっているが、源之助の容貌を見ると、大阪の
中村宗十郎とどうも似て、下顎の少し張った美しい顔をしている。一体に芝居者は、色町....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
なっていて、なかなか旨い料理が沢山に詰め込んであったことを記憶している。一番目は
中村宗十郎が大阪から上って来て、彼が得意の「有職鎌倉山」を出し、中幕は団十郎の「....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
仮普請|出来して開場。俳優菊五郎、左団次、仲蔵、半四郎、芝翫の一座にて、大阪より
中村宗十郎も上京して加入す。 ○八月七日、三代目桜田治助死す、七十六歳。明治以後....