中村富十郎[語句情報] » 中村富十郎

「中村富十郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中村富十郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
|○| この、娘道成寺と申す所作事は、宝暦年間に、江戸の中村座で、中村富十郎が演じたものだそうでございまして、富十郎一代を通じての、一番の当り芸で....
あのころ」より 著者:上村松園
絵と夢とを一緒にして眺めていた時代なので私には懐かしいものであります。 芝居の中村富十郎の似顔絵など、よしかんの店先に並んでいる光景は、今でも思い出せばその顔....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
いて出演させる相談がきまったので、団十郎は門下の八百蔵、女寅、染五郎などに女形の中村富十郎を加えて下阪した。勿論、大阪歌舞伎と銘を打っている劇場であるから、大阪....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
四日、鳥居清貞死す、五十八歳。鳥居派の芝居画の名家なり。 ○二月二十一日、三代目中村富十郎死す、四十三歳。大阪出の女形にて、大兵ながら女房役者として用いらる。 ....