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中村是公
「中村是公〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中村是公の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
少からず恐縮した。総裁という言葉は、世間にはどう通用するか知らないが、余が旧友|
中村是公《なかむらぜこう》を代表する名詞としては、あまりにえら過ぎて、あまりに大....
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
を開けて見ると「無事御帰京を祝す」と書いてあった。そうしてその差出人は満洲にいる
中村是公《なかむらぜこう》であった。他の一通を開けて見ると、やはり無事御帰京を祝....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
漱石の友人で、女好きで、酒好きで、ウソかホントか、梅毒で片目をつぶしているという
中村是公のオヤジさんであった。そこへ水を向けると一も二もなく承知して、「オヤまあ....
「安重根」より 著者:谷譲次
連俊、張首明、お光、金学甫、黄成鎬、黄瑞露、金成白、クラシノフ、伊藤公、満鉄総裁
中村是公以下その随員、ニイナ・ラファロヴナ、日本人のスパイ、売薬行商人、古着屋の....
「私の経過した学生時代」より 著者:夏目漱石
、神田|猿楽町《さるがくちょう》の或る下宿屋に、今の南満鉄道の副総裁をして居る、
中村是公《なかむらぜこう》という男と一所《いっしょ》に下宿していたものであるが、....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
の景。 伊藤公が、金の飾りのついた洋杖をかたわらに、何か書いた紙片を満鉄総裁|
中村是公氏、宮内大臣秘書官森泰二郎氏に示している。漢詩人|森槐南が微吟する。 ....