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中機
「中機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中機の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
すぐ敵にみつかってしまう。おまけに、リーロフ大佐のひきつれた潜水隊員の中には、水
中機関銃などという水の中で、弾がとびだす兵器をもった奴がいるから、これでうたれれ....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ようなひびきに変わっていた。「わしはな、なんでもしっておる。長屋の夫婦喧嘩から老
中機密の策動にいたるまで、この奉行の地獄耳に入らんということはない。な、そこで碁....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
きでお前と飲むのも、ずいぶんと久しい。……まア、今日はゆっくりしてゆけ」 一年
中機嫌のいい日はないという藤波、どういうものか今日はたいへんな上機嫌。せんぶりの....
「道成寺不見記」より 著者:夢野久作
野球を見に行ったが、そのうちにやっと落着いて家に帰れた。 あとから聞くと、一日
中機嫌が悪くて、妻子が弱ったそうであるが、自分は極力ニコニコしている積りであった....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
つの苧を持ちよって、一日のうちに紡み績ぎ織り縫って、法印の像に着せ申したのを、日
中機といったということが、二百何十年かまえの『行脚文集』に見えている。今ではもう....