中略[語句情報] » 中略

「中略〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中略の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
るしへる」より 著者:芥川竜之介
ヲツクル》 第一鉅神《ダイイチノキヨシンヲ》 云輅斉布児《るしへるトイウ》(中略) 自謂其智与天主等《ミズカラオモエラクソノチテンシユトヒトシト》 天主....
生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
タイヘンツライノデス。シカシ私ハイツワラナイデ始メタ時カラノヲ全部送リマシタ。(中略) 私ノ町ノ知的素養ノイクブンナリトモアル青年デモ、自分トイウモノニツイテ思....
島原の乱」より 著者:菊池寛
城内に入らしめた。その手紙の趣と云うのは、 一、寄手の軍勢は数十万余にて候……(中略)江戸様よりの御詫に、切利支丹の百牲|原に侍衆そこなはせ候こと、いらざる儀と....
近時政論考」より 著者:陸羯南
、民人これを許せばなり。その権あるゆえんのものは何ぞや、民人これを托せばなり。〔中略〕国君自ら貴きあたわず、その貴きゆえんのものは民人これを愛せばなり、それ民人....
獄中記」より 著者:大杉栄
た。こんな風に、一方にはそれからそれへと泉のように学究心が湧いて来ると同時に、(中略) 「兄の健康は如何に。『パンの略取』の進行は如何に。僕は出獄したらすぐ多年....
海神別荘」より 著者:泉鏡花
、黒髪を結わせて美わしき風情。…… 公子 (色解く。侍女等、眉をひらく。) 博士中略をいたします。……聞く人一しおいたわしく、その姿を見おくりけるに、限ある命の....
東京文壇に与う」より 著者:織田作之助
最後の章がそれだ。 「……終りに臨んで、私は中央公論の読者諸君に申しあげたい。(中略)諸君は、小説家やジャーナリストの筆先に迷って徒らに帝都の美に憧れてはならな....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
かいふ水晶製の眼鏡の価|貴きをも厭はで此彼と多く購ひ求めて掛替々々凌ぐものから(中略、去歳庚子即ち天保十一年の)夏に至りては只朦々朧々として細字を書く事|得なら....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
)には、はなはだ簡単に左のごとく説明せり。 蝦夷は、古これをエミシといへり。(中略)中世にては、これをエビスと訛る。(中略)アイヌ語の Emus とは、今太刀....
妖怪学」より 著者:井上円了
るところのものは、極めて簡単なる説明にして、先年『哲学会雑誌』に掲載せるものを、中略してここに論述したるのみ。 棒寄せは、いずれの地に起こり、たれびとの発明せ....
妖怪玄談」より 著者:井上円了
いまにては真に神仏のなすところと妄想し、容易のことにてはその迷夢を覚破し難し。(中略)ある人の説に、これ電気の作用なりと申せども、これまた了解しがたし、云云。 ....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
て考うると、唐書に至って初めて日本の国号が見えている。「日本は古への倭奴なり。(中略)咸享元年使を遣はして、高麗を平ぐるを賀す。後稍夏音を習ひて倭の名を悪み、更....
エタに対する圧迫の沿革」より 著者:喜田貞吉
る。 一、諸願之義は村役人添書にて紙面指出候。 一、養子取組之義は百姓に同断、(中略) 一、穢多牢舎中病気療法之義旧例無之旨、町御奉行より申来候へども、牢中は同....
エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
ふ。和名抄を按ずるに、載する所諸国の郷名に余戸と称する者一国或は十余所に及ぶ。(中略)。昔王化の盛なるや、唐土・三韓の民の来帰する者、国史記を絶たず。(中略)。....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
天正二年地子帳公納堂町と載す。然るに於ては天文、永禄年間在家となる処分明なり、(中略)今公納堂の遺迹と謂ふもの、北側東の端同町の会所是なり。本尊阿弥陀仏今猶存す....