中直り[語句情報] »
中直り
「中直り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中直りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
でも一緒に行こうじゃアないか」 伴「そんなら何も腹を立てる事はねえのだ、これから
中直りに一|杯飲んで、両人で一緒に寝よう」 と云いながらおみねの手首を取って引....
「雁」より 著者:森鴎外
の詞に幾分か感情を融和させられた。 この晩にも物を言い合って興奮した跡の夫婦の
中直りがあった。しかしお常の心には、刺されたとげの抜けないような痛みが残っていた....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
は出来申さぬ』と答うれば、又弓持、『然らば艮鬼門《うしとらきもん》の方へ、世直り
中直りの弓を引く』と言いつつ矢を番い、家の棟を射越し弓を踏み折りて投げ越すなり。....