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「中米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中米の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
築物残りて国亡びなんに、どれほどの開化ありたりとてその亡民に取りて何の功あらん。中米南米には非凡の大建築残りて、誰がこれを作りしか、探索の緒《いとぐち》すらなき....
地球盗難」より 著者:海野十三
というのではなく、むしろ呻き声か鳴き声かに類していた。強いて相似なものを求めると中米の砂漠に住んでいるガラガラ蛇の尻尾から出る怪音に似ていた。 大隅は、なおも....
女肉を料理する男」より 著者:牧逸馬
ものがあって、ここに当然、ジャックはロンドンにおける最後の犯行後、大西洋を渡って中米に現われたのだという説を生じた。これは一見|付会《ふかい》の観あるが、再考す....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、倉中に往来す、奴米を取る時、竜|却後《ひっこ》む、奴もし長く取れば竜与えず、倉中米尽くれば、奴竜に向い拝すると、倉|即《やがて》盈溢《みちあふ》る(『淵鑑類函....
火山の名について」より 著者:寺田寅彦
ツカ) Assongsong(マリアナ) Azuay(南米) Asososco(中米) Asur, Yasowa, Yosur, Yosua (ニューヘブリデス....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ねば疑うも気が利かぬ。ただ熊楠がここに一言するは、壮歳諸国を歴遊した頃は、逢う南中米のスペイン人ごとに余を軽視する事甚だしく、チノ・エス・エル・シウダッド・デル....
食糧騒動について」より 著者:与謝野晶子
部を順序もなく書きます。 誰も知る通り、この騒動の直接の原因は物価の暴騰で、就中米価の法外な暴騰にあるのですが、間接の原因としては、物価の暴騰を激成した成金階....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
いはあまりに理想に奔《はし》って実行出来ぬ空論を述べる者もあろうが、とにかく一年中米国の思想界が最も上品な形に顕《あらわ》れるのはこの時であろう。 物質的米国人....
あなたも私も」より 著者:久生十蘭
流のデザイナーと演出家を専属にして、ファッション・ショウにレヴュウをくっつけて、中米と南米で、日本趣味の大掛りな宣伝をしようというわけ……プロデューサーがいうの....
里の今昔」より 著者:永井荷風
》くなかった。 『今戸心中』はその発表せられたころ、世の噂によると、京町二丁目の中米楼《なかごめろう》にあった情死を材料にしたものだという。しかし中米楼は重《お....
食道楽」より 著者:村井弦斎
一七・四六 二一・四八 四二・〇〇 九・一一 九・八七 越中米糠 一三・〇一 一七・一五 二二・三六 三五・八四 ....