中華民国[語句情報] »
中華民国
「中華民国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中華民国の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「第五氷河期」より 著者:海野十三
アメリカに、それは望めないとしたら、ソ連はどうであろう。南米はどうであろう。また
中華民国や、大南洋はどうであろうか。 植松総監は、この緊急の事態に面して、はな....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
の力が弛緩しております。今日まで、その状況がずっと継続しましたが、今次日支事変の
中華民国は非常に奮発をして勇敢に戦っております。それでも、まだどうも真の国民皆兵....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
から。しかし、あれは日本での出来ごとだった。ここは疑いもなく、西へ五百里も距った
中華民国は浙江省での話だった。 漢青年は、またいつものように、あの不思議な日以....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
る」 「英、仏両国は中立を宣言す」 「注目すべきレニングラードの反政府運動」 「
中華民国も一と先ず中立宣言か」 「上海に市街戦起る、○○師団、先ず火蓋を切る。米....
「カメラをさげて」より 著者:寺田寅彦
風景に対して関心をもつ国民が他にあるかどうか自分には疑わしい。文人画の元祖である
中華民国でも、美術の本場であるフランスでも、一般人士の間にはたして日本の老幼男女....
「災難雑考」より 著者:寺田寅彦
せる寒さがあり、また年を越えて燃える野火がある。決して負けてはいないようである。
中華民国には地方によってはまれに大地震もあり大洪水もあるようであるが、しかしあの....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
まるのかしら。そして空襲されるとしたら、一番どこからされ易いの」 「それは第一が
中華民国の上海とか広東とかいった方面から。第二は露西亜のウラジオから。第三は太平....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ことになるのである。しかしそれにも拘らず日本帝国そのものは膨張して行くのであり、
中華民国そのものは萎縮して行くようでもあるのである。――之が日本華かなりし一九三....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
平洋沿岸諸国が精神的に融合しようという崇高な処にあるのです、この精神を無視して、
中華民国が満州国代表の参加を政治問題化して遂に不参加を決議したのは実に遺憾です、....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
国では極めて多いに拘らず、日本では夫が極めて少ないという点なのである。――最後に
中華民国を加えることを忘れてはならぬ。ここでも亦数種の唯物論系統の評論学術雑誌が....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
まるで宮殿のよう――と彼女が讃嘆したとおりに、飴いろに金ぴかの装飾が光っている。
中華民国のかたではありませんか、と呼びかけられて、下関で高等係の人からかなり長い....
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
れ主人 巨魁来巨魁来巨魁来 北京を振り出しに、この詩は、田舎へまでも拡がった。
中華民国の津々浦々で、唄うともなく童の口から、口癖のように唄われるのであった。 ....
「雪女」より 著者:岡本綺堂
のだと……。いや、まったくそれに相違ないよ。昔は本当に幽霊が出たかも知れないが、
中華民国の今日にそんなものが出るはずがない。幽霊がはいって来るときに、戸がこわれ....
「自作肖像漫談」より 著者:高村光太郎
い。こういう類の深と大とのある風貌の人は当分日本に生れそうもないような気がする。
中華民国には或はあるかも知れないが、
中華民国となると又すっかり特質の違ったものに....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
ところが遂々踊り出した一組があったね。それも我等の側からだ。一人の若い美しい
中華民国婦人とその良人らしい墨西哥人と、その夫妻の友人らしい数人の墨西哥人が、僕....