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丸年
「丸年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
丸年の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
であったから、彼がしきりに笛をふくことを誰もとがめる者はなかった。 むかしから
丸年の者は歯並みがいいので笛吹きに適しているとかいう俗説があるが、この喜兵衛も二....
「田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
していただきたい。もっとも、錦子の生れた地方も、他の、みちのくの国々とおなじに、
丸年《まるどし》で――満幾歳で数えていたとすれば、こじつけられないこともない。 ....