丸鞘[語句情報] »
丸鞘
「丸鞘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
丸鞘の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ても、この二人の壮士は南条と五十嵐ではないが、二人ともに疎鬢《まばらびん》で直刀
丸鞘を帯びているところ、たしかに薩摩人らしい。この黄昏時、老女の屋敷へ二人とも、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
白石毛”とよぶ白馬にまたがり、赤地錦の直垂に、緋おどしのよろいを着、兵庫グサリの
丸鞘の太刀をはき、重籐の弓をお手に、鵠の羽の征矢をえびらに負っておられたという。....