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「主力艦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

主力艦の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
だった。 「米国の太平洋艦隊は、今や大西洋艦隊の廻航を待ちて之に合せんとし、其の主力艦は既に布哇パール湾に集結を了したりとの報あり!」 「布哇の日系米人、騒がず....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
帳場たる国際聯盟の前にアグラを掻いている。おまけに、自国の陸軍を常勝軍と誇称し、主力艦隊に無敵の名を冠せ、世界中の憎まれっ児を以て自認しつつ平気でいる。 同時....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
いたことがあるぞ」 「それにしてもだ、この第一岬要塞を攻めるには、十万トン以上の主力艦かさもなければ、五百機以上の重編隊の爆撃機隊でなければ、てんで戦争にならな....
地球要塞」より 著者:海野十三
もの――おお、それこそクロクロ島にちがいない。 そのクロクロ島は、確かに米連の主力艦隊とおぼしき艦隊の間近を漂流しているのである。しかも米連の主力艦隊は、この....
不沈軍艦の見本」より 著者:海野十三
金博士は言下に応えた。 「わけなしさ、そんなことは。どうか君の手許にのこっている主力艦があれば、それを引張りだして、どこからでもいいから、わしの持ってきたあのホ....
沈没男」より 著者:海野十三
現在このスカパフロー碇泊中の軍艦中で一番でかい軍艦であって、二万九千百五十トンの主力艦であり、速力は二十二ノット、主砲としては十五|吋砲を八門、副砲六吋十二門、....
怪塔王」より 著者:海野十三
気が変になったか。それともこれは怪塔王のにせ電文かもしれない」 帝国海軍の最大主力艦であるところの、軍艦淡路をめちゃくちゃに壊した乱暴者の怪塔王を、どうしてゆ....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
塞に、今ある潜水艦は、三百八十五隻だ。余はそのうち二百五十五隻をひきいて、これを主力艦隊とし、大たいこの針路をとって、小笠原群島の西を一直線に北上する」 「ふん....
太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
中ニオイテコレヲ撃滅スベシ。終」 非常に重大なる任務でした。間もなく日×両軍の主力艦隊が決戦しようという時、この大商船隊がハワイにつけば、×艦隊は岩をふまえた....
空襲下の日本」より 著者:海野十三
千葉県を通って来るんだネ」 「そうサ。今頃は、小笠原の辺で砲火を交えている日米の主力艦隊の運命が決っている頃だろうが、きっと陸奥や長門は、ウエストバージニアやコ....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
波を蹴たてて北上しているころだろう。北上組は巡洋艦隊で、南洋の辺に残っているのは主力艦隊だろうよ」 「うむ、すると戦艦淡路、隠岐、佐渡、大島や、航空母艦の赤竜、....