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主務
「主務〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
主務の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三年たった今日」より 著者:宮本百合子
ている。もちろんこの場合にも文化材である用紙割当の公正と民主性がいわれているが、
主務大臣の野溝はいちはやく利害関係のある地方新聞に対して、いまにいくらでも紙はま....
「便乗の図絵」より 著者:宮本百合子
由は、世界の公約であるけれども、日本には用紙割当事務庁というところが新設されて、
主務大臣の野溝は、もう地方新聞に紙はいまにいくらでもまわしてやると失言した。人民....
「私娼の撲滅について」より 著者:与謝野晶子
一木博士を
主務大臣とする内務省が突如として私娼絶滅の実行に取掛ったことは最近の奇異な現象で....
「関牧塲創業記事」より 著者:関寛
に粗喰と不自由とを以て勤めて其損害の幾分|乎を償わんことを勤めたり。三十六年には
主務なる又一は一年志願兵となり、其不在中大雪に馬匹の半数を斃したり。三十七年には....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
する事件であったが、その頃は各地方官も、随分若やいだ意見を述べて、あるいは故意に
主務省の議案に反対するかとまで思わるるものもあった。この答弁に当る番外員は、内務....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
周氏が洋行から帰って、西三筋町に住われた頃、沼津に軍黌が出来るからとのことでその
主務教頭となるように勧められて承諾しました。その時順吉が尋ねて来ることが度々に及....