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主成分
「主成分〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
主成分の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ヒロシマの声」より 著者:豊島与志雄
は即死だったろう。然しその影が、石段に刻印された。 石段は花崗岩で出来ている。
主成分の石英や長石の白色部分は、閃光を反射すること多く、雲母の黒色部分は、閃光を....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
うでもよく、手ッ取りばやく利けばいい、というお客の要求が多いから、益々、副作用を
主成分にしたような催眠薬が現れる。一粒のむと、トタンに酩酊状態におちいるような魔....
「貝鍋の歌」より 著者:中谷宇吉郎
ら、何かその組成の成分がとけ出て、あの特殊な味をそえるのかもしれない。 貝殻の
主成分は、もちろん炭酸カルシウムであって、加里《カリ》や燐酸塩《りんさんえん》も....