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「主物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
アリストテレスやヘロドツスやプリニウスが夙《と》く述べた。それから『綱目』に〈『主物簿』いう孕環《ようかん》の兎は左腋に懐《いだ》く毛に文采あり、百五十年に至り....
十二支考」より 著者:南方熊楠
饂飩の粉の中に鼠棲んでこの家へ来る故白鼠と見えたと判り、皆々大笑いして帰った。亭主物うき事に思い歎くと、大黒天その夢に現じて、宵の鼠のうどん粉に塗《まみ》れ出で....