主砲[語句情報] »
主砲
「主砲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
主砲の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
長から、波田に至るまで急に飛び上がった。おそろしい速力を持った巨大な軍艦が、その
主砲を打《ぶ》っ放して、その轟音《ごうおん》と共に、この哀れな万寿丸の舳《へさき....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
えのほどを見せてやろう。 一死報国! 猪口才なりメリケン艦隊! ――各艦の
主砲は、一斉にグングン仰角を上げて行った。 弾薬庫は開かれ、砲塔の内部には、水....
「海底大陸」より 著者:海野十三
げた。 ザベリン中尉は、ジム水兵よりも、もっともっとあわてた。 彼はとつぜん
主砲を鉄水母の方にむけさせた。 これを見て、腰をぬかすほどおどろいたのはジム水....
「地球要塞」より 著者:海野十三
だん。どうん、どうん。 とつぜん、また砲撃が始まった。猛烈な砲撃である。今度は
主砲を撃ちだしたものと思われる。クロクロ島付近に集る夥しい砲弾の雨! 海上も海底....
「沈没男」より 著者:海野十三
で一番でかい軍艦であって、二万九千百五十トンの主力艦であり、速力は二十二ノット、
主砲としては十五|吋砲を八門、副砲六吋十二門、高角砲四吋八門、魚雷発射管は二十一....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
ないらしいですが」 「とにかく停船命令に一発、空砲を御馳走してやれ」 「はッ――
主砲砲撃用意ッ」 艦内は急に緊張しました。実に危いことでした。もう三十分も早け....
「東京要塞」より 著者:海野十三
、彼の塗りこんだ漆喰の上に、どっしりと据えられてあるではないか。それは主力戦艦の
主砲よりはるかに長さは短いが、それでも砲身の全長は五メートル近くもあった。砲の胴....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
んどん入替えさせるがいい。しかし硝子は丈夫な硬質硝子でないと、本艦が二十インチの
主砲をどんと一発放った時は、ばらばらに粉砕してしまうからな」 川上機関大尉の眼....