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乗用車
「乗用車〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乗用車の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「超人間X号」より 著者:海野十三
の三角岳のふもとに迫っていた。 いよいよ道はのぼり坂になる。一番前を走っている
乗用車には、警察署長と氷室検事がのりこんで、一生けんめいに、三角岳の上にそびえる....
「火星探険」より 著者:海野十三
部屋へ行ってみた。そこは地階七階にある倉庫の一つであった。彼等の自動車の外にも、
乗用車やトラックが入れてあった。少年たちはその方にはちょっと目をやっただけで、あ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
が何かということだ。歴史という車両の車輪が問題なので、この車両自身がブルジョアの
乗用車であるか、プロレタリア無産者の荷車か貨車であるかが第一に問題だが、併しその....
「源氏物語」より 著者:紫式部
る力も今はないように見えた。 山荘の中はきれいに片づき、荷物はできて、中の君の
乗用車、その他の車が廊に寄せられた。前駆を勤める人の中に四位や五位が多かった。兵....
「臨時急行列車の紛失」より 著者:新青年編輯局
害なきを期するため、それだけの時間は絶対的に必要なのだ。二輌の客車が、後部に車掌
乗用車を添えて、強力な機関車に牽引されることになった。第一の客車は、単に振動を少....
「三国志」より 著者:吉川英治
めて、 「聖命もだし難ければ」 と、曹操は王位をうけた。 十二旒の冠、金銀の
乗用車、すべて天子の儀を倣い、出入には警蹕して、ここに彼の満悦なすがたが見られた....