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乙名
「乙名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乙名の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「じゅりあの・吉助」より 著者:芥川竜之介
》浦上村《うらかみむら》の産であった。早く父母に別れたので、幼少の時から、土地の
乙名三郎治《おとなさぶろうじ》と云うものの下男《げなん》になった。が、性来|愚鈍....
「阿部一族」より 著者:森鴎外
数馬は千百五十石で鉄砲組三十|挺《ちょう》の頭《かしら》である。譜第《ふだい》の
乙名《おとな》島徳右衛門が供をする。添島、野村は当時百石のものである。裏門の指揮....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
た唐匕首《からあいくち》を突刺されて俯伏せに倒れております。吃驚《びっくり》して
乙名《おつな》の宅へ馳付《はせつ》け、
乙名からわたしどもへ知らせがありましたけん....