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乙語
「乙語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乙語の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
も喜劇である。綴織《つづれおり》か繻珍《しゅちん》か、これも喜劇である。英語か独
乙語《ドイツご》か、これも喜劇である。すべてが喜劇である。最後に一つの問題が残る....
「『吾輩は猫である』中篇自序」より 著者:夏目漱石
い男である。嘗《かつ》て墨汁一滴か何かの中に、独乙《ドイツ》では姉崎や、藤代が独
乙語で演説をして大喝采《だいかっさい》を博しているのに漱石は倫敦《ロンドン》の片....
「旅の絵」より 著者:堀辰雄
veru:bt.〕 Mein Herz bricht …… ――しかし独
乙語はなにしろ高等学校でちょっと習ったきりなので、その詩のなかの太陽だとか薔薇だ....