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九百
「九百〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
九百の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
かし数百キロの高空でロケットをぶんどる力のあるところからみると、おそらく西暦一千
九百五十年ごろの人類と同等の知識を持っているようにも思われる。 私はいま研究ち....
「生きている腸」より 著者:海野十三
かききいれなかった熊本博士だった。 「なんだい、博士。お前のところは、男囚が二千
九百名もいるんじゃないか。中には死刑になるやつもいるしさ、盲腸炎になったりまた変....
「夜行巡査」より 著者:泉鏡花
の法則あり。交番を出でて幾曲がりの道を巡り、再び駐在所に帰るまで、歩数約三万八千
九百六十二と。情のために道を迂回《うかい》し、あるいは疾走し、緩歩し、立停《りゅ....
「聖書の読方」より 著者:内村鑑三
何時か事実となりて現わるべき言葉である、然るに今時は如何と云うに、イエスの死後千
九百年後の今日、彼は猶太人全体に斥けられこそすれ「ヤコブの家を窮なく支配す」と云....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
表あり。敵爆弾による死者二十六万人(うち原子爆弾死者九万人)負傷四十万人。罹災者
九百万人。これは樺太、台湾を除く人口の六分の一に当たる。都市戦災八十市、うち大半....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
ゆかいな時代 このゆかいな探険は、千
九百七十何年だかにはじめられた。いいですか。 探険家はだれかというと、川上一郎....
「凧の話」より 著者:淡島寒月
、大代の「菊一」というのが千四百枚、北浜の「笹」というのが千枚、吉永の「釘抜」が
九百枚、木津新町の「菊巴」が
九百枚の大きさである。 珍らしいものでは、飛騨に莨....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
的動物を発見していた)一角獣は麒麟に違いなかった。僕は或敵意のある批評家の僕を「
九百十年代の麒麟児」と呼んだのを思い出し、この十字架のかかった屋根裏も安全地帯で....
「幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ているか、かたつむりがむずむずはっているようなものです。それは第一流の競走者の千
九百万倍もはやく走ります。電気となるともっと早いのです。死ぬというのは電気で心臓....
「迷信解」より 著者:井上円了
『願わくは神様よ、われに一万円の大金を授け給えよ。この願い成就したる日には、九千
九百九十九円を御礼として差し上げ申すべし」と、再三反復して祈りおれり。傍らにあり....
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
繰り返して山頂に攀じ、零時三十五分、三角点の下につき、ほっと一息つく。標高約二千
九百四十米突。峰頭平凡で記すべき事はない、南岳と命名した。 十 岩石と偃....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ー・アベーは英国第一の古刹にして、その最も古き部分は紀元後九八五年(今を去ること
九百余年前)の建設にかかる。セントポール・カテドラルはただに英国中の最大寺院なる....
「西航日録」より 著者:井上円了
と称す。 一、パリ・エッフェル塔(Eiffel Tower) その高さ、地上直立
九百八十四フィート(およそわが百六十五間)、右は米国ワシントンの記念碑より高きこ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
イル、三十六万三千百五十七人 (五) ウェスタン・オーストラリア州、九十七万五千
九百二十方マイル、十八万四千百二十四人 (六) タスマニア州、二万六千二百十五方....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
百五十万に過ぎなかった。当時墺(オーストリア)は千三百万、フランス二千万、英国は
九百五十万の人口を有していたのである。 大王は祖国を欧州強国の列に入れんとする....