九紫[語句情報] » 九紫

「九紫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

九紫の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦系図」より 著者:泉鏡花
ないけれども、自分はとにかく、先生は言うに及ばずながら、奥方はどうかすると、一白九紫を口にされる。同じ相性でも、始わるし、中程宜しからず、末|覚束なしと云う縁な....
油絵新技法」より 著者:小出楢重
はよく九星とかいうものによって人の性格を定めて見る事をする。私はよく知らないが、九紫はどんな性格であり五黄の寅歳の男女は如何に意地強きかといったりする。その星の....
貞操問答」より 著者:菊池寛
の間にか、御幣かつぎになっていた。自分が六白星だから、七赤、八白、二黒の日は吉で九紫、三碧、四緑の日は凶であるなどと、朝刊の九星を気にしたり、カードのペーシェン....
昭和四年の文壇の概観」より 著者:平林初之輔
木邦の滑稽小説にしても、新時代の精神に触れていない。鈍重で、陳腐である。 辰野九紫の滑稽物にやや新鮮味が見られるが、この人の面白さも、やはり落語的話術の巧みさ....
妖怪学」より 著者:井上円了
名目は左のごとし。 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白九紫 これを時に配し、日に配し、月に配し、年に配し、五行、相生、相剋の理に考え....
迷信解」より 著者:井上円了
の数が一より九までありて、これに一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し、かつ、これを五行生剋の....