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乱取り
「乱取り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乱取りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ずりおろしてしまいました。 それから後は、ここでくんずほぐれつ両箇《ふたり》の
乱取り組打ちがはじまってしまいました。 人通りが黒山のようにたかり出したのは、....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
やっ!――ずでんどう。 ええっ――すってんころり。 まるで柔術《やわら》の
乱取りのありさま、一人を中に起きたり倒れたり、誰が誰だかわからないが、景気のいい....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
けての野原では、さっきから競射が行われていた。徒士の矢数、馬上の射懸け、騎兵群の
乱取り、一騎駈け勝負など、調武あり試合あり、武者所の豪や、各家選抜の勇が、名を競....