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「乱民〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乱民の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
食糧騒動について」より 著者:与謝野晶子
妻女がやむをえずして取ったような純粋な食糧に本づく最後の非常手段以外に、そういう乱民的暴行の演ぜられたことを、私たち民衆の名に対して赤面して恐懼します。現代の民....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
鎖《とざ》していながら、人間がこの国に溢《あふ》れ返りもせず、人口過剰のために、乱民が出来たり、食糧不足が生じたりすることが、部分部分には多少なかったとは言えな....