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「乱高下〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乱高下の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
佐橋甚五郎」より 著者:森鴎外
序幕であった。 武田の滅《ほろ》びた天正十年ほど、徳川家の運命の秤《はかり》が乱高下《らんこうげ》した年はあるまい。明智光秀《あけちみつひで》が不意に起って信....
死生」より 著者:幸徳秋水
車は、毎日のように衝突したり人を轢いたりして居る、米と株券と商品の相場は、刻々に乱高下して居る、警察・裁判所・監獄は多忙を極めて居る、今日の社会に於ては、若し疾....
死刑の前」より 著者:幸徳秋水
車は毎日のように衝突したり、人をひいたりしている。米と株券と商品の相場は、刻々に乱高下している。警察・裁判所・監獄は、多忙をきわめている。今日の社会においては、....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
年々どれだけ収入してどれだけ支出するのか、側の者にはさっぱり分らない。時によって乱高下があるという大蔵大臣の説明であります。税はすべて物品が多いのですけれども、....