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「乳嘴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乳嘴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
刻々」より 著者:宮本百合子
五日おきに来いと云った。どういうことかと思っているとそれから三日目に極めて悪性の乳嘴《にゅうし》突起炎を起し、脳膜炎を併発し、今度は慶応病院に入院、大手術をした....
小祝の一家」より 著者:宮本百合子
その後の手当も専門医が診てびっくりしたほど粗末な扱いで、夏に入って、極めて悪性の乳嘴突起炎を起した。友達のつてで別の病院に入院したが危篤の状態が一ヵ月以上も続い....
澪標」より 著者:外村繁
初心な私には、世にも貴重なものに思われ、色情的な視線は向け難い。 しかし娘達の乳嘴の色はいかにも可憐である。豊麗なボリュームに、まるで睛を点じているようで、流....