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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
沼夫人」より 著者:泉鏡花
子で、冷々と、声もない、音もせぬ風が、そよりと来ては咽喉を掠める。 ごほんと、乾咳を咳いて、掻巻の襟を引張ると、暗がりの中に、その袖が一波打って煽るに連れて、....