乾性[語句情報] » 乾性

「乾性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乾性の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
行くと痛さの種類がだんだんに少しずつ変わって行くのが妙である。上のほうのは言わば乾性、あるいは男性的の痛さで少し肩に力を入れて力んでいればなんでもないが腰のほう....
豆腐買い」より 著者:岡本かの子
いてあり上に横に鼠色の筋を取ったものだ。灰色の面には雲のように白い斑が出来ていて乾性の皮膚病のようにいかにも痒そうだ。人の影がぞろぞろつながって映って行く。加奈....
自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
れ跡が、そこの押出した土壌が深く、したがって柿の木の根張りも深く、それがとかく耐乾性の弱い例の柿のためには好都合で、年々豊作地となっているということが判ったので....