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乾菓子
「乾菓子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乾菓子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「闇夜の梅」より 著者:三遊亭円朝
袋の塵埃《ほこり》を払って上へ昇《あが》る。粂之助は渋茶と共に有合《ありあい》の
乾菓子《ひがし》か何かをそれへ出す。 男「いえ、もうお構いなせえますな、へい有....
「鼻」より 著者:ゴーゴリニコライ
沓で、はては警官の派遣を仰がねばならない始末であった。劇場の入口などで、いろんな
乾菓子を売っていた、頬髯をはやした人品卑しからぬ一人の香具師は、わざわざ丈夫で立....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
いて来たよ」 「お茶を持ってまいりませんで」と女中は風呂敷解きて夏蜜柑、袋入りの
乾菓子、折り詰めの巻鮓など取り出す。 「何、これがあれば茶はいらんさ」と武男はポ....
「死後の恋」より 著者:夢野久作
皆お嫌い……日本の兵士はナゼそんなに、お酒を召し上らないのでしょう……では紅茶。
乾菓子。野菜……アッ。この店には自慢の腸詰がありますよ。召し上りますか……ハラシ....