乾麺麭[語句情報] » 乾麺麭

「乾麺麭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乾麺麭の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渦巻ける烏の群」より 著者:黒島伝治
とよばれるならば、彼の恋は不如意な恋だった。彼は、丘を登りしなに、必ず、パンか、乾麺麭《かんめんぽう》か、砂糖かを新聞紙に包んで持っていた。それは兵卒に配給すべ....
キャラコさん」より 著者:久生十蘭
きると、四人は昼食をするために道ばたへ立ちどまった。 背嚢《ルックザック》から乾麺麭《かんパン》の包みを取りだすと、掌《てのひら》の中でこなごなにくだき、たい....