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亀寿
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亀寿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
お救い出しに、まいったはずでございますれば」 「いやその五大院ひとりでは、万寿、
亀寿の幼い兄弟を、しょせん一時に助け出すことはなるまい。兄の万寿はよそへ落したろ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
は、まだどこかに生きているはずであるし、高時の子のうち、一人は殺されたが、次子の
亀寿丸(後の時行)は、炎の下から遺臣の背に負われて信濃方面へ落ちのびたきり、以後....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ましい生業のもとに生き喘いでいたが、その小娘は、亡主の二位殿と高時との仲に生した
亀寿丸の行方を独りさがしあるいていた。――と聞いて、和氏はそのけなげさに感じ、舟....