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予州
「予州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
予州の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或敵打の話」より 著者:芥川竜之介
針立《はりたて》の世間話から、兵衛は一度広島へ来て後《のち》、妹壻の知るべがある
予州《よしゅう》松山《まつやま》へ密々に旅立ったと云う事がわかった。そこで敵打の....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
かって来たので、猟師はその場に仆れてしまった。 白亀 東晋の咸康年中に、
予州の刺史毛宝が※の城を守っていると、その部下の或る軍士が武昌の市へ行って、一頭....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
られてある。 オニフスベ(古名)○ヤブダマ○ヤブタマゴ○イシワタ○イシノワタ(
予州)○ウマノクソダケ○ウマノホコリダケ○ホコリダチ(『大和本草』)○ホコリダケ....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
堪えざるを。盲天寧ろ可ならんも盲目よく為し得べきや否や。 御申越によれば売先は
予州にあらずして他国に在る由。これ最も可賀の事とうれしく存候。即ち
予州は極めて僻....
「三国志」より 著者:吉川英治
をひろげて行った黄巾賊の勢力は、今では青州、幽州、徐州、冀州、荊州、揚州、※州、
予州等の諸地方に及んでいた。 州の諸侯をはじめ、郡県市部の長や官吏は、逃げ散る....
「三国志」より 著者:吉川英治
後将軍南陽の太守|袁術、字は公路を筆頭に、 第二鎮 冀州の刺史韓馥 第三鎮
予州の刺史|孔※ 第四鎮 ※州の刺史|劉岱 第五鎮 河内郡の太守|王匡 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
にある彼には、恩を恵むべきである」といって、やがて朝廷に上がった日、玄徳のため、
予州(河南省)の牧を奏請して、直ちに任命を彼に伝えた。 さらに。 玄徳が、任....
「三国志」より 著者:吉川英治
の宗族のうちにこの人があろうとは、正に、天佑ではないか。見たまえ、ご列親のうちに
予州の刺史劉玄徳の名があるではないか」 「おお……」 「爾余の十人よりも、この人....
「三国志」より 著者:吉川英治
将軍将軍。もしやあなたは、そのむかし黄巾の賊を平げ、近頃は荊州にいるという噂の劉
予州様とちがいますか」と、いきなり訊ねた。 玄徳は驚きの目をみはって、 「はて....
「三国志」より 著者:吉川英治
びたが、やがて南のほう――長坂坡の畔りにいたると、ここに一陣の伏兵あって、 「劉
予州、待ちたまえ、すでにご運のつきどころ、いさぎよくお首をわたされよ」 と、道....