予選[語句情報] »
予選
「予選〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
予選の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
、誰も自信がないと見えて応ずる者が無い。そこで今度は意見書を広く募った。その中で
予選に当ったのが、程鵬起が海軍をして日本を襲う策と、沈惟敬が遊説をもって退かしめ....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
されたものならば、それはいずれもある程度までは「求むる付け句」への候補者としての
予選に堪えたものである。さて試みにその一つを取ってこれを前句に並列してよくよくな....
「小説の選を終えて」より 著者:宮本百合子
私のところへ送付された十数篇の応募原稿の中から、左の四篇を
予選にのこして回覧した。
予選には洩れたが、何かの意味で書き直したら作者の勉強にな....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
しい絵が、女達の手によって十枚位ずつ、われわれの前に運ばれて来る、そしていいのは
予選の部に入る、何としても見込みのないのは落ちてしまうのだ。 なかなか思ったほ....
「入選小説「新聞配達夫」について」より 著者:宮本百合子
私が
予選をうけもった十数篇の中でもこの位真情にあふれたのはなかった。 徳永の云って....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
るテイプの清新さ。 オフィシェル・プログラマ? の叫び声。 高飛び。槍投げ。
予選。準決勝、そして決勝。 メインマストの国旗。全スタンド起立。 脱帽。国歌....
「選評」より 著者:宮本百合子
予選をとおった十八篇の原稿が回されてきた。そのなかでは「電池」(富田ミツ)が一番....
「町内の二天才」より 著者:坂口安吾
とッぷり日の暮れるまでタマ投げの稽古をしやがって、それで、どうだ。全国大会の地区
予選の県の大会のそのまた
予選の市の大会に、そのまた劈頭の第一
予選に乱射乱撃、コテ....
「桐生通信」より 著者:坂口安吾
すところのようだ。したがって彼らは常に甲子園でケンランたる活躍をする。桐生は地方
予選の花形であるが甲子園では弱小チームだ。高校野球においてそうであるばかりでなく....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
如く、しかし甚だ心やさしく、女性的な人であった。 このとき、オリムピックの一次
予選で、兼吉選手が十種競技の走幅跳に二十尺五寸で、日本新記録であったが、六米ちょ....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
しく劣勢で、コリーを連れて歩いて見劣りしないとなれば、これを美人コンクールの最終
予選にパスしたものと認めてよろしく、ミス・ニッポンの有力候補であろう。五尺五六寸....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
かった。 一間というと約一メートル八五ぐらいかな。たしかヘルシンキでは走高飛の
予選通過が一メートル八五ぐらいじゃなかったかと思う。 日本レコードでは二メート....
「道なき道」より 著者:織田作之助
なく、東京日日新聞主催の音楽コンクールが東京で行われた。 寿子は大阪で行われた
予選で第一位を占めた。庄之助は、旅費を工面すると、寿子を連れて上京した。 コン....
「食指談」より 著者:佐藤垢石
、客を待ち受けている。なかなかの配慮である。 選手が受付を通過してくると、まず
予選として膳に向かわせ、飯の高盛り十五杯と汁五杯を勧める。米は肥後の上白、味噌は....
「バットクラス」より 著者:岡本かの子
ル未亡人からとどいた神秘主義実験報告のパンフレット。 国際聯盟婦人会の幹事改選
予選会報。等、ほかにまた一通夫人がしばらく手にとって眺めて居たものは古着払下げの....