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「事ともせず〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

事ともせずの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
高い宿屋の物干《ものほし》に真裸《まっぱだか》の男が二人出て、日盛《ひざかり》を事ともせず、欄干《らんかん》の上を危《あぶ》なく渡ったり、または細長い横木の上に....
貞操問答」より 著者:菊池寛
いるなんてこと、絶対に信じられませんわ。」と、大見得を切ったが、美和子は、それを事ともせず、 「だから、奥さまは何にもご存じないんだわ。ご存じなければ、ご存じな....