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「事彙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

事彙の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
脹《ふく》れあるいは縮小して虎の身が大小変化するとしたんだ。バルフォールの『印度事彙』に人あり孕んだ牝虎を十七疋まで銃殺し剖《さ》いて見ると必ず腹に四児を持って....
十二支考」より 著者:南方熊楠
そんなものを拵《こしら》えて何の役に立つのかしら(コラン・ドー・ブランチー『妖怪事彙《ジクショネール・アンフェルナル》』第四版二八三頁)。米国の黒人は兎脳を生で....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
我輩はドイツでは老人を棄てる習俗が後世退隠俗を生じたというグリムの「ドイツ法律故事彙」中の記事を引用して、自説の支証とするつもりであったが、これもまた舶来説と思....
十二支考」より 著者:南方熊楠
一号五一頁)。カンド人は、誓言に蜥蜴の皮を援《ひ》いて証とす(バルフォール『印度事彙《ゼ・サイクロベジア・オヴ・インジア》』三版二巻七三〇頁)。いずれも以前蜥蜴....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ば諸国でいわゆる水怪の多くは水中また水辺に棲《す》む蛇である(バルフォール『印度事彙』蛇の条、テンネント『錫蘭博物志《ナチュラル・ヒストリ・オヴ・セイロン》』九....
十二支考」より 著者:南方熊楠
に合う。上にも述べた通り、至極怪しい獣でインドにも産すれば(バルフォールの『印度事彙』二)いよいよ仏典の飛狸はコルゴと考定さる。さて『僧伽羅刹《そうぎゃらせつ》....
十二支考」より 著者:南方熊楠
り。かかる事よりこの弊風ついに亡びた(一八一九年板コラン・ド・ブランシーの『封建事彙』一巻一七三頁)。仏国アミアンの僧正は領内の新婦にこの事を行うを例としたが、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
人同様裁判の上衆民の見る所で弩《ど》を以て射殺した(コラン・ド・プランシー『妖怪事彙』)。 東洋には『淵鑑類函』四三六に、康定中侍禁李貴西辺の塞主たり、その妻....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を不吉とす(ジャクソンの『コンカン民俗記』八四頁、コラン・ド・プランシーの『妖怪事彙』四二六頁、アボットの『マセドニア民俗記』一〇八頁)、英国の南ノルサンプトン....
学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
国語辞書に次ぎて必要なるは少年用百科辞典の編纂なり。従来、中小学生徒を対象とせる事彙、辞典類の刊行なきにしもあらざれども地名、人名、名数等多くは彙類毎に排列索引....
公開書架(Open-shelf-system)につきて」より 著者:佐野友三郎
閲覧室内に大書函八個を据付け、主として一般に需要ある通俗図書につき、(一)辞書、事彙百四十九冊、計二千五百四十冊を選択し、別に、将来の増加書のために相当の余地を....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
歳に出たりしているから、『滑稽雑談』に唱門師とシュクと同じだといったのも(『社会事彙』)、あながち臆断ではないように思われる。 以上柳田君の唱門師何者なりやに....