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「二の表〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二の表の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
今朝の雪」より 著者:宮本百合子
のずからの堅固さで希望をもって暮らせているのは、何故だろう。 御褒美と云った正二の表現は、あたっている。最も厳粛な意味であたっている。 自分たちばかりでなく....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
題が繰り返されて終局するのである。今連句歌仙の三十六句をたとえば(表六句)(裏と二の表裏合わせて二十四句)(名残《なごり》の裏六句)と分けて、これを三部形式ある....
鏡花氏の文章」より 著者:中島敦
つろうとも、氏自らにとっては、他の何物をもっても之にかえることのできない、唯一無二の表現術なのである。かかる作者自身の感情や感覚の裏打ちがあればこそ、氏の文章は....
街はふるさと」より 著者:坂口安吾
、青木や礼子には同情がもてず、放二の気持が切なかろうと、気の毒に思った。しかし放二の表情から感情の変化はよみとれなかった。 長平は放二への同情を礼子への攻撃に....