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二の酉
「二の酉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二の酉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
けぶかい方で世間の評判も悪くない。誰袖はお職から二枚目の売れっ妓《こ》で、去年の
二の酉《とり》が済んだ頃から入谷の寮に出養生をしているが、女に似合わない大酒であ....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
みどりされて、気がついた時にはお預りの熊手一つ、お近い中にと親切そうに言われて、
二の酉に裏をかえす連中、これでも慾の皮がつッ張っているのかと思うと可笑くておかし....
「三の酉」より 著者:久保田万太郎
…… ――そんなこといって、来年、三の酉がなかったら? …… ――だッたら、
二の酉でいゝわ。……どッちにしても、はつ酉はいやなの、にぎやかすぎて…… ――....