二丁町[語句情報] » 二丁町

「二丁町〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二丁町の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明暗」より 著者:夏目漱石
でに病院に向って動いていた。 堀の宅《うち》から医者の所へ行くには、門を出て一二丁町東へ歩いて、そこに丁字形《ていじけい》を描いている大きな往来をまた一つ向う....
あの顔」より 著者:林不忘
うしろの茶箪笥の棚から、二、三枚重ねた散らしのような紙をとった。 「伏見屋から、二丁町の鸚鵡石《おうむせき》に添えて、挨拶にまいりました。」 日本橋通油町の鶴....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
翌日は一日腰が痛くって、ドコへも出なんだ。それから或る日の晩方、飯が食いたいから二丁町へはいったが、麦や米ばかりくれて、飯をくれぬから、だんだん貰って行ったら、....