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二仏
「二仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
と云うことである。すると王城を忍び出た後、ほっと一息ついたものは実際将来の釈迦無
二仏《しゃかむにぶつ》だったか、それとも彼の妻の耶輸陀羅《やすだら》だったか、容....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
言って、川の瀬をよく均《なら》して水の滞《とどこお》らぬようにしました。 この
二仏二神のおかげで、甲府の土地が出来たのだというのが古来の伝説であります。最初に....
「法然行伝」より 著者:中里介山
ることは覚束ない。いろいろ生れ更って見ても仏法を忘れてしまい、人身を受けてもなお
二仏の中間にいて生死を離れることが出来ない。仕方がないから長命をして慈尊の出世ま....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
身体は、使えばあらゆる真理、あらゆる智慧が取出せる。そこを、多宝塔中、釈迦多宝の
二仏の並座で表現したのです。つまり私たちの身体、一名多宝塔です。多宝というくらい....